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大学院獣医保健看護学専攻博士前期課程2年次 古荘寿奈さんが
第28回日本野生動物医学会大会において優秀ポスター賞を受賞しました!

獣医保健看護学応用部門 保全生物学研究分野 講師 嶌本 樹

 獣医保健看護学科の応用部門保全生物学研究分野に所属する博士前期課程2年の古荘寿奈さんが、第28回日本野生動物医学会大会で優秀ポスター賞を受賞しました。発表演題は「体毛のホルモン分析から紐解く:都市環境がクリハラリスの繁殖に与える潜在的な影響の解明」でした。本研究の特色は、繁殖に関わるホルモンの濃度を測定し、繁殖の有無といった評価方法では検出しづらい影響も評価できるようにしたことです。さらに、調査地が具体的にどのような環境なのかを周囲の環境を指標に数値化したことも研究の強みとなっています。これらの強みを活かしてホルモンと環境の関係を検証した結果、都市環境が繁殖に与える影響をより明確に検証することができました。景観生態学と生理学の分野を融合させた分野横断的な取り組みは世界的にも先進的であり、新規性の高い切り口が評価されたと考えています。また、本研究の対象種であるクリハラリスは特定外来生物に指定されており、対策が急務となっています。そのため、本研究をさらに発展させてクリハラリスがよく繁殖する生息環境を特定することは、効率的・効果的な防除対策に応用できると考えています。

▲博士前期課程2年次 古荘寿奈さん

▲研究対象のクリハラリスを野外観察する様子

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