食のいま
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第13号:「食品の味と香り-「口中香(か)」って何でしょう?(3)」

口中香は、食品の種類を識別するのに重要な因子であることが多く、しかも、その食品をおいしい、好きと感じたり、おいしくない、嫌いと感じたりするときの決め手になっていることが多いのです。

風邪や花粉症で鼻詰まりのときに、何を食べても「味気なく」(本当は「香り気なく」!)、おいしくないと感じたことがありませんか?また、子供の頃、嫌いな野菜を体にいいから食べなさいと言われて、鼻をつまんで飲み込んだ経験がありませんか?これらも、口中香が感じられないからこそ起きることなのです。

さあ、鼻をつまんだり開けたりして食品を食べて、今まで「味」だと思っていたものが実は「香り(口中香)」だった!という「発見」をあなたもしてみませんか?

ただし、くれぐれもレストランで試すのはほどほどに。不審者として、つまみ(・・・)出されてしまうかもしれませんよ~(^o^)。