卒業生からのメッセージ Report

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卒業生は今(OB/OGメッセージ)

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卒業生

齊藤 七海さん

食品科学科 2008年度卒

勤務先
文京保健所 生活衛生課食品衛生担当(食品衛生監視員)

■ 現在の仕事に関して

現在、文京保健所生活衛生課食品衛生担当に所属し、食品衛生監視員として働いています。
主な仕事内容は、食品関係営業施設の許認可及び監視指導、営業者や消費者に対する衛生講習会の開催、食品苦情や食中毒の調査、食品衛生に関する啓発活動などです。
ちなみに、私は特別区の職員として保健所業務に携わっていますが、食品衛生監視員が活躍できる場は多岐にわたっており、他にも検疫所、市場衛生検査所、食肉衛生検査所などがあります。

■ 学生時代の思い出

<入学のきっかけと学生生活を振り返って>
まず、私がこの学科に入学しようと思ったきっかけは、高校3年生のときに参加した夏のオープンキャンパスです。学内や学生スタッフの落ち着いた雰囲気がすごく気に入り、「ぜひここで4年間学生生活を送りたい」と感じたのです。
また、母親がパン教室を運営しており、小さな頃から、「食」というキーワードがいつも私のそばにあったことや、高校の生物学の授業で「生物の代謝など自分にとって身近な現象を勉強していくことの面白さ」を知ったことも食品科学という分野を選んだ1つの要因だと思っています。
大学に入ってからは、講義や実習だけでなく、課外活動にも力を入れていました。
特に1、2年次の頃は、朝から夕方まで講義を受けつつ、部活動やアルバイト、小さな頃から続けている器械体操やバドミントンの練習など時間の許す限りいろんなことに取り組んでいました。
3,4年次になると研究室での活動が中心になりました。卒業研究の実験、論文作成のほか、室員と協力して学園祭では子供向け実験の企画・運営を行いました。研究室そのもののあり方・方針にいたるまで先生のご理解もあり学生主体でいろんなことを体験させてもらえた2年間でした。学生どうし激しく意見をぶつけあうこともありましたが、納得のいく結論が出るまでとことん話し合ったことなど、あの時に過ごした時間や研究室の仲間は私の宝物です。

<公務員試験対策について>
大学3年の8月に公務員を目指そうと決めたのですが、当初はどこの自治体を受ければよいのか、どんな試験でどんな勉強をすればよいのか、どんな仕事をするのか・・・わからない事ばかりでした。そこで、まずは情報収集だ!と考え、研究室の先生に相談したり、各自治体の説明会に参加したり、食品衛生監視員としてご活躍されている卒業生のお話を伺ったりしました。
私が1番悩んでいたのは、大学の講義・実習や研究室での活動と公務員試験との両立でした。公務員試験の勉強だけに取り組んでいればよいというわけにはいかなかったので、限られた時間の中でいかに効率的に勉強を進めるかが最大の課題となりました。そのため、過去問を研究して、よく出題されている分野の講義・実習は特に集中して受講するようにしたり、試験に出やすい範囲をまとめたプリントをつくり、移動時間や実習、実験の待ち時間など細切れ時間にながめて覚えるようにしてなんとか勉強時間をとるようにしました。(注意:試験範囲に設定されている部分は、実際に業務で使う最低限知っておくべき知識ということです。私の場合は、時間が少なかったため、このような方法をとりましたが、本来は試験のためだけに偏った内容を一時的に勉強するのではなく、網羅的に勉強を続けていく必要があります。)

■ 在校生へのメッセージ

食品科学科の良いところは「食」について「栄養」だけとか「調理加工」だけというのではなく、「生産から加工、流通、衛生、そして、人の身体に吸収された後まで」をまんべんなく学べるところだと思います。食品衛生監視員として働いている今、日獣生時代に学んだことを振り返ることが非常に多く、それだけ当学科の講義や実習内容は現場に直結していることを実感しています。
皆さんそれぞれに悩んだり、苦しんだりすることがあると思いますが貴重な4年間を十二分に楽しんでいただきたいと思います。
自分でこうやりたい、こうやってみようと思ったことは、失敗したらどうしようと不安に思って躊躇したりせず何でも挑戦してみてください。その挑戦が、たとえ失敗してしまったとしても、成功したとしても、すべて自分のノウハウになり、次につながっていきます。