■学生時代学んだこと、思い出

　学生時代の思い出はサークル活動です。勉強の傍ら、サークル活動に参加していました。楽しい経験も大変だった経験も分かち合えたメンバーとは今でも友達です。また、社会人になってからも、先輩との関わり方や飲み会の立ち回りなどサークル活動での経験が活きた場面もありました。

■食品科学科の学問を学んで良かったなと思ったエピソード

　食というものに対して、様々なアプローチから勉強できた点です。私たちが毎日食べている食品。これが、どのような過程を経て安全に食べられているかを衛生面や科学面から深く学べたことは、とてもいい経験になりました。消費者に安全な商品が届けられるまでに、基礎研究や衛生面を管理する人など様々な人の努力があり、私たちが安全に食事ができています。現在は営業職なのですが、加工場や工場をお客様と視察する際は、講義で学んだことを意識して、購買者に当社の商品が安全であることを説明できています。

■在学生、受験生の方たちにメッセージ

　4年間は気が付けば、すぐ過ぎてしまいます。何事も全力で取り組んでください。社会人になったら、学生時代にもっとこれをやっていればなど後悔が生まれてしまいます。やりたいと思ったことは、すぐ行動して、後悔のない学生生活を送ってください。
　食品科学科は食に対して、様々な面から学ぶことができます。自分の興味がある食の分野(安全面、機能面、衛生面など)を見つけて、深く学んでみてください。