(左から2人目が木内さん)
木内 香里
食品科学科 3年
参加した学生を代表して、木内香里さんからのレポートです
夏期休業に行われた北海道食品セミナーに参加しました。4日間にかけて函館カール・レイモン本社工場、竹田食品、ニチレイフーズ森工場、八雲町乳牛育成牧場、ニッカウィスキー北海道工場・余市蒸留所、ホクレンパールライス工場、サッポロビール北海道工場、日糧製パンの工場や施設を見学し、食品工場の工夫や伝統、それぞれの食品に対する思いを学びました。
その中でも一番印象に残ったのは、ニッカウィスキー北海道工場の見学です。そこで私たちは、原料の乾燥から熟成までの過程を学びました。広い敷地の中にいくつもの塔があり、そこでひとつひとつの工程を近くで見学することができました。中でも昔からある樽へのこだわりに驚きました。樽は、接着剤などは一切使わず、木材を組み立てて樽職人が作っています。それは今も昔も変わっていません。樽につめることであのウィスキー独特の香りと色がつくのです。伝統を守りつつより良い商品を作る努力を行っていました。
4泊5日という短い日程でしたが、北海道の良さを満喫でき、大人数ではありましたがみんなと過ごした北海道での時間は自身にとってとてもいい思い出になりました。今回学んだことを活かしながらこれからの活動によりいっそう励んでいきたいです。