卒論発表の準備では、実験を実施した順番どおりに説明するだけでは分かりにくい箇所があり、聞き手が理解しやすいように話の流れを考えることに苦労しました。発表自体はとても緊張しましたが、最後まで終えた時には達成感を感じることができました。勉強不足だなと思う点が多くありましたが、進学してもっと自信を持って発表・説明できるように努力していきたいです。
2年間の研究活動を振り返ると、結果が用意されているカリキュラム上の実験・実習と異なり、必ずしも予想どおりの結果が得られるわけではなく根気強く取り組むことが必要でした。スポーツを通じて得られた忍耐力だけでは通用しない、特別な経験ができたと思います。
先輩方のそれぞれの約2年間の努力が、個々の発表でそれぞれ異なる色で表現されていました。実験で失敗を繰り返し、同じ作業がイヤになってしまったと告白する先輩もおりましたが、苦しかったことを乗り越え、自分になりに明らかとなったことまとめ上げて発表されていました。この先輩にとっては大きな財産になっていくのではないかと感じました。
また、発表を聴いているだけでも、見やすいスライド作り方、グラフ等の示し方など多くのことを学ぶことができました。これらのテクニックは今後、私の発表や卒業研究論文の作成に役立つと思います。先輩方がなさった研究をしっかり引継ぎ、さらに後輩へも繋いでいきたいと思います。
改めて人前で発表し聞いている人に理解してもらうことの難しさが伝わってきました。1年後には自分も皆の前で発表しなければならないというプレッシャーを感じました。今回先輩達は皆、質疑応答では質問に対して丁寧に答えられていましたし、全体を通して聞きやすい発表でした。自分も最後までやり遂げたいと思います。