報告者:奈良井朝子 講師 農産食品学教室 研究室紹介 >>
11月1・2日(土・日) 第4回オープンキャンパスレポート
(研究室紹介を担当)
7,8,10月のオープンキャンパスでは、体験講義や研究室紹介を通して主に高校3年生の来場者に食品科学科を紹介してきましたが、11月の今回は新たな高校1,2年生の訪問が多く、自ずと私達の学科説明にも力が入りました。
獣医や動物に関係する学科と食品科学科と、どの学科が自分の興味ある分野なのか探っている最中だと正直に話してくれる高校生もいました。そういう高校生は、食品科学が「材料・素材」「栄養・機能性成分と健康との関わり」「おいしさ」「衛生・安全性の確保」「流通と経済」など内容が多岐に渡り、奥深いものであることを知ると「へぇー」と驚きながら興味を示してくれます。この経験によって、「食品科学=身近な問題に取り組む学問」という認識が根づくのかもしれません。彼ら彼女達が食品科学を学び、未来の食のスペシャリストとなってくれるか分かりません(そうあって欲しいですが…)。いずれにせよ、オープンキャンパスなどで仕入れた情報をもとに進学先を決める際には、せっかくですから今回の経験を含めて熟考してもらいたいものです。そのなかで本学本学科に魅力を感じてもらうべく、自分達も日々精進しなくてはならないと気持ちが引き締まりました。
今回は本学学園祭(日獣祭)との同時開催だったため、ややカタイ(?)学問の話や入試に関する相談を受けた後、来場の皆さんは晴天に恵まれた学祭会場に散って行かれました。普段よりも賑やかで活気ある雰囲気を楽しんでいただけたのではないでしょうか。