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チーズコンテスト

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第7回ALL JAPAN ナチュラルチーズコンテスト

ナチュラルチーズコンテスト

阿久澤 良造 教授 乳肉利用学教室

中央酪農会議 主催 第7回All JAPAN ナチュラルチーズコンテストに審査員として参加されました阿久澤教授からのレポートです

「ALL JAPAN ナチュラルチーズコンテスト」はチーズ製造技術を図り、日本人の嗜好に合う国産チーズの生産振興とチーズ文化創造を目的として、中央酪農会議の主催により平成9年より隔年で実施されています。
今回は、チーズの日(11月11日)に近い13日に行われ、過去最多の52の製造業者(工房)から113点の出品がありました。
チーズは分類別のフレッシュタイプ、シェーブルタイプ(原料乳に山羊乳を使用)、リコッタタイプ(原料にホエイを使用)、白カビタイプ、青カビタイプ、ウォッシュタイプ(表面に細菌を植え、その土地のワインなどで洗いながら熟成させる)ハードタイプ(熟成3ヶ月未満)、ハードタイプ(熟成6ヶ月未満)、ハードタイプ(熟成6ヶ月以上)で審査を受けます。
審査は、一次で67点が選抜され、二次審査では、外観・色調、組織、風味に対するそれぞれの得点の合計得点によって順位付けされます。第一席の農林水産大臣賞を獲得したチーズは、作品名「マットネ・ロッソ」(ウォッシュタイプチーズ)うらけん・由布院チーズ工房の製造でした。本チーズは、ウォッシュタイプの特徴である、表面に付けた細菌による熟成と内部の乳酸菌由来酵素を中心とした熟成とが大胆かつ繊細な共同作用であり。日本人の嗜好を考慮しての作品だと思います。絶品でした。
今回、67種類のチーズを審査して、それぞれを点数化することの難しさ、特に今回は、秀作が多くそれらに差異をつけることが難しく、ハードな一日でした。しかし、楽しく、また、勉強にもなった感謝の一日でもありました。
私の研究目標でもある「めざすはチーズ大国日本。日本発ナチュラルチーズが海を渡る日のために」これが現実となる日も近いのではないでしょうか。