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1年生オリエンテーション

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食のスペシャリストとなるべく大いに学び、
大きく成長されることを切に願う
1年生オリエンテーション

江草 愛

江草 愛 助教 食品機能化学教室

オリエンテーション風景

今年は新入生94名を迎え、教職員と合わせて108名の大所帯で、群馬県伊香保温泉町へと向かいました。生憎の雨模様でしたが、車中からは満開の桜を眺めることができ、希望で胸を膨らませる1年生の活気とも相まって、晴れやかな雰囲気に包まれていました。道中では、これから食品を学ぶにあたり知っておくべき基礎的な知識や、さらに踏み込んだ専門知識を問うクイズの出題がありました。「難しすぎる!」や「習っていない!」との声が飛び交う中、成績上位者には群馬県の特産品がプレゼントされる特典もあり、皆真剣に取り組んでいました。
今年のオリエンテーションでは、初の試みとなるディスカッション形式の教室紹介を行いました。これは、学生が大学で「何を学びたいのか」、また「何を学ばなければならないのか」、を主体的に考え、自ら解答を模索することを目的としています。具体的には、学生を11のグループに分け、食品科学科11教室の教員がそれぞれ1~2名付いて、研究内容に関連する話題を提供します。話題自体には問題の設定はなされていないため、与えられた資料をもとに学生が問題を見出し、その解決法について知恵を絞ることになります。グループ内で纏まった内容は学生が模造紙を使って発表し、最後に大学での抱負を語って貰いました。研究室から提供された話題は、「宇宙食開発」や「超能力」、「食品偽装」、「給食の牛乳の思い出」等々、趣向とバラエティーに飛んでおり、皆、頭を抱えながらも侃々諤々と熱い議論を展開していました。
グループ毎に代表者からディスカッション内容の発表がなされましたが、全体を通してよく練られており、時に感心し、時に納得させられる、厚みのある発表内容でした。4時間半にわたる長時間の作業でしたが、集中していた為か、瞬く間に終わってしまい、「もう少し議論の時間が欲しかった」や「発表時間が短かった」などの意見が多く寄せられました。教員が想像していた以上に、積極性や意識の高い学生が多く、今後の成長が非常に楽しみに思われました。
2日目は、(株)新進と味の素冷凍食品(株)およびAGF関東(株)の工場見学を行いました。最新の衛生管理が導入された工場内や、実際の食品製造現場を見学させていただいたことで、食品科学を専攻する学生にとって良い勉強となりました。ご協力いただきました企業の皆様にこの場をお借りしてお礼申し上げます。
2日間と短いオリエンテーションでしたが、新しい友達を見つけたり、教員との会話を通して大学への理解を深めたりと、充実した内容だったと思います。これから4年間、学生の皆さんが大学で食のスペシャリストとなるべく大いに学び、大きく成長されることを切に願っております。