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『2012夏のオープンキャンパスレポート』

2012夏のオープンキャンパスレポート

奈良井 朝子
農産食品学教室 講師
体験講義・実習を担当した奈良井先生からのレポートです。

今夏のオープンキャンパスでは、大豆の栄養や健康に役立つ成分に関する話題と豆腐ができる仕組みについて講義で紹介し、実験部門では7月に「にがりを使って」、8月には「にがりを使わないで」、豆乳から豆腐をつくる作業をおこないました。昼の時間帯におこなった体験実験へは、講義に参加されない方も含めて多くの方が(胃袋を満たすべく?)参加され、紙コップに簡単な材料を加えて電子レンジで加熱するだけでできあがった豆腐を興味深く味わっていらっしゃいました。特に8月はレモン汁で豆乳を固めたのですが、「意外に美味しい!」と驚嘆の声も聞けて、内心ホッとしたところです。実験の待ち時間には、大豆や豆腐について、あるいは食品科学科のカリキュラムや研究内容に踏み込んだ質問を受けることもあり、参加者だけでなく主催側もなかなかに充実した時間を過ごすことができました。

又、研究室の学生諸君がとても手際良くお手伝いをしてくれたので、一日2回の講義・実験を無事にやり遂げることができました(感謝!)。

さて、10月のオープンキャンパスでは、食品に含まれる微生物と私達の健康に深く関係する腸内細菌についてミニ講義・顕微鏡観察が予定されています。夏の講義では、腸内の善玉菌に働きかけて腸内環境を改善する大豆オリゴ糖を紹介いたしました。次は微生物の世界から食品科学へアプローチしてみてはいかがでしょうか。

10月7日(日)オープンキャンパスの詳細はこちら


2012夏のオープンキャンパスレポート1
2012夏のオープンキャンパスレポート2
2012夏のオープンキャンパスレポート3