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「この一冊」 - 図書の紹介- 201003号 | 「靴を履いたサイ」
分類番号は490.04V。
進路支援図書の「はたらく人々」に入れます。ギプスをしたキリンのアマリと障害のある少女ミケーラの話もよかった。いや、よかった話を書くとキリがない。
靴を履いたサイ
ルーシー・スペルマン/テッド・マシマ ( 緑書房 2009年)
2010/05/01更新201003号
昨年の「この一冊」
を読み返したら、GWには世界をぐるっと「朝食」で旅行していた。
あの本には最近、続編(『世界ぐるっとほろ酔い紀行』)が出たのだが、これももう、自信たっぷりにオススメである。当館で所蔵していないのが残念でならない。
さて、では、今年は本学らしいところで、獣医さんで世界をぐるっと歩く、というのはいかがでしょう。
本書は、副題が「世界各地の動物を救う獣医師の奮闘ドキュメント28話」。
アメリカを舞台にした話が多いが、それでもウィーンやパリ、ベルリン、グラスゴーなど各地で獣医学を修めた医師たちが、オーストラリアやアフリカ、中国などに赴き「奮闘」している。活躍施設もさまざまで、動物園やサファリパークなどといった、じゅうぶん予想がつく場所も多いが、フランスで脱走したバイソンの群れを捕獲せんと挑戦する女性獣医師まで登場する。
そして、この、バラエティに富んだ患者たちを見よ!
母親を失くしたシロイルカ(名前はカヤバック)、台湾からアトランタへ旅をするジンベエザメ(ノートン)、目に怪我をした矢毒ガエル(フランセス)、中毒を起こしたベンガルトラ(ゼルダ)、急に元気がなくなったミズダコ(ベルサ)、ガンに罹った金魚(チューリップ)、歯根治療が必要になったカバ(アフレディト)、その他、名前はついていないけど、シードラゴンやフンコロガシやラクダやイルカたちが続々ご登場…このラインナップを見ただけで、ちょっと興味が湧きませんか。
いったい彼らは、どういった経緯で、どういう獣医師の元にやってきて、どういう治療を受けるのだろう?
野生動物たちである。彼らを目の前にして、当初はまったく方法を思いつかない場合さえある。獣医師や看護士たちが、いかにその危機を切り開いていくか、そんなドキュメントが面白くないワケがない。野生動物を助けることや、そんな動物たちの環境について、いま、さまざまな議論があることは承知している。が、当事者である彼らこそそれに直面し、悩み、奮闘しているのだ。彼らの日々を、もっと知らなければならないと思う。
「翻訳をおえて」には「“物語”の日本語化に苦労をした」とある。物語や小説は、専門書とは翻訳のニュアンスが違う。そのせいか、ちょっと訳が初々しいかな、と思う箇所もあるが、しかし圧倒的なノンフィクションの力はちゃんと健在で、そこここでウルッときてしまった。
いやぁ、自分が、ウツボの話(「ウツボとバーテンダー」)で泣くとは思わなかった。拒食症のウツボが最後にようやく餌を食べるシーン。読んだ私はパソコンの影にしばらく隠れていなければならなかった。
ビジュアル的にはぜんっぜん惹かれないんですけど。
図書館 司書 関口裕子