2023年9月12日から14日にかけて埼玉県秩父市にある「兎田ワイナリー」で食品科学科選択科目「食品セミナーIc」の一環として学外実習を行いました。
今回は食品科学科3年次の林蓮さん、布施明日香さん、牧山野乃花さんの3名が参加しました。
実習内容について乳肉利用学教室の佐藤薫教授の報告書を掲載します。
実習内容
9月12日 ・13日ぶどうの収穫作業
メルローのブドウの収穫、剪定を行いました。ブドウの生育は例年よりも良好のようで収穫量が多いが、猛暑の影響で生育が早く、収穫のタイミングが重要であることを学びました。
また、ブドウを収穫し、ワイン製造に回していかないとワインの品質を左右することから、この時期は収穫と並行しながらワインを製造する作業でした。
▲ブドウの収穫・剪定
▲発酵中のブドウ果汁
9月14日 ワイン醸造作業
収穫、剪定したブドウの除梗(じょこう)・破砕作業を行いました。 機械化されているものの、除梗工程、装置内に残った果皮の回収は手作業であり、短時間とはいえ、体力が必要な作業でした。3 トンタンクの仕込みに必要なブドウ量、破砕作業量を知ることができました。
▲ブドウ破砕装置
▲除梗作業
3 名の学生は初めての作業でしたが、明るく積極的に取り組んでいました。加工工程での意味、品質管理面の質問をしていました。 ワイナリーの従業員の方々も明るく笑いの絶えない雰囲気であり、学生たちも楽しく交流していました。こうした雰囲気は小規模の職場では不可欠な要素ではないかと感じました。今後も同様のインターンシップを継続したいです。