当センターで行っている、もしくは行う予定の臨床研究についてです。臨床研究とは、安全で有効となりうることが期待される医薬品や新しい治療法などを用いた研究です。
当センターでは、臨床研究責任者が臨床研究を希望する場合は、動物医療センター倫理委員会に必要書類とともに申請し、複数の委員がその研究内容を十分に精査し承認を得ることを必須としています。その上で臨床研究責任者が飼い主様への十分な説明と、飼い主様の同意の下で実施します。
現在実施している臨床試験は以下のとおりです。
乾性角膜炎犬に対する犬脂肪由来間葉系幹細胞を用いた治験 | ||
研究責任者 | : | 余戸 拓也(獣医外科学研究室) |
研究期間 | : | 2025年1月14日 〜 2027年1月10日 |
犬の個別化がん免疫療法の臨床研究 | ||
研究責任者 | : | 塚田 晃三(獣医病理学) |
研究期間 | : | 2021年9月1日 〜 2027年3月31日 |
犬の難治性炎症性腸疾患に対する幹細胞治療 | ||
研究責任者 | : | 手嶋 隆洋(消化器科) |
犬のグリオーマ(神経膠腫)に対するカルムスチン(BCNU)脳内留置用剤の有用性と安全性評価 (2023年クラウドファンディング案件) | ||
研究責任者 | : | 長谷川 大輔(脳神経外科) |
研究期間 | : | 2023年9月1日 ~ 2026年3月31日 |
薬剤抵抗性(難治性)てんかんに対する外科治療(てんかん外科) | ||
研究責任者 | : | 長谷川 大輔(脳神経外科) |
研究期間 | : | 2018年4月1日 ~ 2025年3月31日 |