活動記録
2025/03/01 ポストアップ教員制度の創設と初の任命者の誕生
創設に向け慎重に手続きを行って来たポストアップ教員制度が創設され、スタートしました。本学初めての教授(ポストアップ) 3名と准教授(ポストアップ)1名が誕生しました。上位職の登用が期待できる女性教員に任命される本制度を基盤に、3年以内の昇任を目指します。順調に成果を上げ、活躍している4名の、今後のさらなる飛躍に期待が高まります。
2025/02/14 英語プレゼンテーション講座(後期)開始

後期開講分として、オンライン個人セッションを2月から開講しました。ネイティブ講師とマンツーマンで学べる個別オンライン英会話レッスンを実施しています。最終年度のため、多くの受講者を募る為、PRにも力が入ります。
2025/02/01 単独企画 女性研究者企画講座『人と動物の共生-女性研究者が語る人とペットの心理学』開催

単独企画として、三鷹ネットワーク大学機構と共催で、女性研究者企画講座を開催しました。ダイバーシティ意識の醸成セミナーとして、本学比較発達心理学の濱野 佐代子教授を講師に一般市民向けの講座をハイブリッド形式で実施しました。「人と動物の共生-女性研究者が語る人とペットの心理学」を軸に、人とペットの関係を心理学の観点を交えて講演しました。ペットはもはや家族。その家族とのお別れとペットロスについて行った講演は、参加者からの反響が大きく、獣医療に精通する本学でもオンデマンド配信を実施することとなりました。参加者は、39名に上り、積極的に参加者が質問する一幕もあり、意義深い講演となりました。
2024/12/25 ダイバーシティ事業の支援採択者の意見交換会の開催

これまでに、ダイバーシティ推進事業の研究費助成等の支援を受けた採択者と学長による意見交換会を開催しました。本事業の助成が、女性研究者が研究する上での大きな力になっている半面、女性躍進にはまだまだ課題も多く、それぞれが抱える事情や思いを含め、ざっくばらんな意見を交換を行いました。参加者は、支援を受けた研究者のうち7名が介し、活発な意見交換がされました。今年度開始の女子大学院生フェローシップ制度採択者の大学院生1名も参加しました。これから研究者を目指す若手研究者から意見を聞く機会にもなり、正負を把握し、今後のダイバーシティ推進事業の運営に活きる貴重な時間となりました。
2024/12/07 第2回 女性研究者企画講座『いのちをつなぐ-女性研究者が語る生命科学研究の一端』開催

第2回目となる三鷹ネットワーク大学機構共催の女性研究者企画講座を開催しました。本学 動物生体防御学の小柳 円准教授を講師に一般市民向けの講座をハイブリッド形式で実施しました。「役者の多い免疫の話」と題して、ヒトがウイルスや細菌等の病原体に感染した時に働く免疫について講演しました。体を守るだけでなく、時として不利に働く自己免疫疾患やアレルギーについても取り上げ、展開されました。講演では、ノーベル賞を受賞した免疫学者の紹介もあり、歴史上の研究者の活躍についても学べる機会となりました。参加者は、19時からの開催にも関わらず、31名に上り、有意義なセミナーとなりました。
2024/12/04 リーダーシップ養成セミナー・マネジメント養成講座「哺乳類親子関係の脳科学:親の養育と子の愛着」開催

東京科学大学 生命理工学院 黒田 公美教授を講師に迎え、哺乳類親子関係の脳科学:親の養育と子の愛着をテーマに講演を開催しました。子育て中、女性の体の中では何か起きているのかの理解が、今後のリーダーシップ・マネジメント運営を行う鍵となります。多様性を認め、共に歩む社会や職場作りに必要なエッセンスを学ぶ貴重な機会となりました。会場・オンライン受講者を合わせ、合計99名が参加しました。100名近い参加者が受講したことからも関心が深い内容選定だったことが伺え、女性の社会進出のために、リーダー・マネジメントのヒントを提供する学び多き時間となりました。
2024/11/01 2023年度 ダイバーシティ研究助成採択者 発表会開催

2023年度中に、ダイバーシティ事業の研究助成の採択者による研究発表会が開催されました。採択者13名のうち、10名が研究の進捗や成果について発表した。学科も研究内容も、またバックグラウドも異なる女性研究者である教員による発表で、お互いに刺激を受ける機会となりました。また。異分野交流の場となり、大変有意義な研究発表会となりました。本事業の運営を行う委員長はじめ事務局も、ダイバーシティ事業のやりがいを感じ、さらなる支援の発展を意識する貴重な発表会となりました。
2024/10/05 第1回 女性研究者企画講座『いのちをつなぐ-女性研究者が語る生命科学研究の一端』開催

三鷹ネットワーク大学機構と共催して、女性研究者企画講座の第1回目を開催しました。本学農産食品学の奈良井 朝子准教授を講師に一般市民向けの講座をハイブリッド形式で実施しました。「茶の種類とその違い」をテーマに、お茶の種類ごとの特徴や、特有のポリフェノールであるカテキン類に期待される建国効果とその作用メカニズム等、最新の研究について講演しました。女性研究者の力強い活躍は、次世代の若手にとって学びの場となり、将来の研究者を志す若手が増えるきっかけにもつながる素晴らしい講演でした。参加者は、19時からの開催にも関わらず、35名に上り、実り多いセミナーとなりました。
2024/10/01 2024年度 研究費支援(研究力強化支援・5年後キャリーサポート)・女性大学院生フェローシップ制度 支援開始
今年度も引き続き、支援することとなりました。6月20日より2024度研究費支援(研究力強化支援・5年後キャリアサポート制度)利用希望者の公募を行い、採択された女性研究者に研究費の女性が採択されました。研究力強化支援では助教1名とポストドクター1名の計2名、5年後キャリサポート制度支援では准教授1名と講師1名の計2名に支援を行っています。2024年度も引き続き、研究力強化支援を受ける浅田 李佳子助教は、7月1日にポストドクターから昇任し、着実にキャリアアップを図っています。ダイバーシティ事業の支援が少しずつ身を結んでいます。今年度、制度が創設された女性大学院生フェローシップ制度は4名の応募があり、3名が採択され、それぞれに研究費支援を開始しました。
2024/8/14 英語プレゼンテーション講座(前期)開始

今年度は、受講対象者の範囲を広げる形で前期・後期に分け、オンライン個人セッションを実施します。後期は、2月から開講する予定です。ネイティブ講師とマンツーマンで、個別オンライン英会話レッスンを実施、国際学会発表の実践練習や、英語論文やメール作成のノウハウの修得等、本学の研究を世界へ発信するために必要なスキルの鍛錬に役立つ講座を提供します。また、牽引型事業が最終年度となる今年度は、e-ラーニング講座も開講し、7月16日から43名が受講しています。
2024/06/25 2024年度 英文校閲・投稿費用・国際学会発表助成制度および病児・病後児及び休日勤務時等の保育支援制度募集開始
今年度で6年目を迎え、最終年度となる牽引型事業の英文校閲費用助成制度および病児・病後児及び休日勤務時等の保育支援制度の募集を開始しました。また、女性リーダー育成型事業の英文投稿費用・国際学会発表助成制度の公募も同時に行っています。牽引・女性リーダー育成型事業ともに、グローバル人材の育成を行い、女性研究者の世界的な活躍を応援しています。牽引型の英文校閲費用助成で9件の論文の校閲を支援し、その内7件がアクセプトされています。最終年度となる2024年度の支援とアクセプト状況にも期待が募ります。また、女性リーダー育成型の英文校閲費用助成では、昨年度2件を支援し、両件がアクセプトされました。ダイバーシティ事業の支援が、さらに女性研究者の躍進の原動力になることを願っています。
2024/06/20 2024年度 女性大学院生フェローシップ制度の創設と公募開始
2022年度のダイバーシティ事業(女性リーダー育成)の開始から制度の樹立を目指してきた女性大学院生フェローシップ制度が創設されました。制度そのもの、公募要項等を審議し、公募を開始しました。将来、研究者として活躍する女性大学院生の研究活動を支援します。研究業績のバックアップや研究費の運用等、今後活躍するための力を養う機会も同時に提供していきます。
2024/04/01 2024年度 共同研究・研究支援員配置制度 支援開始
2024年度も、引き続き本学に在籍する女性研究者を代表者とする「牽引型」および「女性リーダー育成型」共同研究への支援を実施しています。有用と認められた6件のプロジェクトに対して支援を行い、女性研究者の活躍とリーダーシップの発揮を積極的に後押ししています。また、利用者から高い評価を得ている「研究支援員配置制度」も引き続き支援を実施しています。<新型>研究支援員配置制度(牽引型)で2名、<女性リーダー育成型>飛躍的研究支援員配置制度で3名の女性研究者に対して支援を受けています。子育てをしながら、実習、学生教育、臨床業務に従事している女性研究者にとって、研究時間の確保は大きな課題であり、本支援制度への期待の声が多く寄せられています。本学では、今年度も女性研究者のさらなる飛躍を後押しするため、引き続き支援を行っています。
2024/02/21 シンポジウム『キャリアアップとワークライフバランス』の開催

社会で活躍する本学卒業生4名を講師に迎え、シンポジウム『キャリアアップとワークライフバランス』を開催しました。講師には、本学の獣医学科から助教 木原友子氏、獣医保健看護学科からは講師 塩川舞氏、動物科学科からは京都大学 野生動物研究センター 特定准教授 藤原 摩耶子氏、食品科学科からは味の素冷凍食品株式会社 マーケティングDX推進部 マネージャー 家田 真由氏がご登壇され、進路の決め方・本学卒業後の歩み・現在の仕事・キャリアアップ・ワークライフバランスなど、様々な角度からご講演いただきました。今後、社会で活躍する学生・大学院には、ロールモデルとして、または、今後の人生の進め方を考える上でも、貴重な経験となるご講演でした。
2024/02/20 『女性リーダー育成セミナー』の開催

国立研究開発法人科学技術振興機構 プログラム主管 山村 康子氏を講師にお迎えして、女性リーダー育成セミナーを開催しました。科学技術人材育成費補助金「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ」事業の社会的意義と本学への期待をテーマに、ダイバーシティ事業が推進される社会的背景や本学のダイバーシティ推進に必要なことなどについて、講演いただきました。日本医科大学からもオンラインでの参加者が聴講するなど、実に幅広い方々が受講しました。
より歩みを加速していくための一歩となる貴重なご講演でした。
2024/01/23 2023年度 後期英語プレゼンテーション講座の開催

後期英語プレゼンテーション講座を1月23日から開講しました。後期は、1~3月に開校、国際学会発表・英語でのミーティング対策・英語論文の添削等にも対応したネイティブ講師による個別英会話レッスンを引き続きオンラインにて実施しています。世界的に活躍する研究者の育成や支援に役立つ講座を提供しています。
2023/12/06 2023年度 論文投稿費用助成制度利用希望者募集の開始
6月6日より2023度論文投稿費用助成制度利用希望者募集を開始しました。
女性研究者に学術雑誌への投稿論文を助成する本取組は、2022年度から開始し、2023年度も引き続き実施しています。今年度は、2名の研究者が論文投稿費用助成制度を利用し、学術雑誌に論文を投稿いたしました。
2023/10/18 2023年度 研究費支援(研究力強化支援・5年後キャリーサポート)制度 支援開始
6月20日より2023度研究費支援(研究力強化支援・5年後キャリアサポート制度)利用希望者の公募を開始しました。採択された女性研究者に、活躍に必要な研究費を配分し、研究の推進及び研究力向上を図ることを目的としています。共同研究(飛躍的共同研究含む)や研究支援(新・女性リーダー育成型)と同様、昨年度に引き続き、支援を行っています。
今年度は、研究力強化支援としてポストドクター2名、5年後キャリアサポート制度支援として准教授1名が採択され、研究に活用しています。
2023/10/04 2022年度 ダイバーシティ研究助成採択者発表会 開催

2022年度に、ダイバーシティ事業の研究助成に採択された12名の研究者による研究発表会が、本学B棟 B315教室で開催されました。午前の部、午後の部の2部に分け、助成を受けた成果について、研究の進度や成果などを発表しました。発表にとどまらず、研究者同士の交流の場にもなり、お互いの知見から意見交換がなされる一幕もあり、次なる研究の発展を期待させる、とても有意義な発表会となりました。
2023/09/01 2023年度 前期英語プレゼンテーション講座の開催

2023年度も、研究力の向上や国際学会等での活躍を支援する英語プレゼンテーション講座を開講しました。今年度は、前期と後期の2期に分け、より受講が受けやすい時期に絞って開講しています。前期は9月に開校、アルクエデュケーション株式会社が誇るネイティブ講師を迎え、個別英会話レッスンを引き続きオンラインにて実施しています。受講者の希望を基に、国際学会発表の実践練習や、英語論文やメール作成のノウハウの修得等、本学の研究を世界へ発信するために必要なスキルの鍛錬に役立つ講座を実施しています。
2023/07/31 2023年度 国際学会発表助成制度募集の開始
2023度国際学会助成制度の募集を開始しました。昨年度に引き続き、研究の成果を世界に発信するため、国際学会発表への渡航・参加費用を助成し、さらなる研究力の向上や上位職登用に通じる研究業績の支援として取り組んでいます。
2023/07/28 2023年度 英文校閲費用助成制度利用希望者募集の開始
6月6日より2023度英文校閲費用助成制度利用希望者募集を開始しました。女性研究者の研究力向上とキャリアアップ推進を目的に、学術雑誌への投稿論文の英文校閲費用を助成します。すでにこの取組も5年目となり、多数の論文が本助成を受けアクセプトされています。
2023年度も、英文校閲費用助成を1名の研究者が利用し、論文の投稿を目指しています。
2023/07/18 キャリアパス支援セミナー『男女ともに獣医師として活躍しつづけるためのセミナー』の開催

女子学生・大学院学生に向けたキャリアパスセミナー「男女ともに獣医師として活躍しつづけるためのセミナー」が、本学B棟311教室で開催されました。本セミナーは、女性研究者の裾野拡大のための取り組み研究職志望女子学生をさせることを目的に、公益社団法人 日本獣医師会と共催で実施されました。人生を、キャリアを積みながら歩んでいくためのヒントを得る機会となりました。
企画講座「女性研究者が語る動物福祉の現在」の開催

企画講座「女性研究者が語る動物福祉の現在」と題し、動物の命と健康を守るには、というテーマで、一般の聴講者も参加できる形式で、全4回に渡り実施しました。
11月26日 企画講座①動物福祉(アニマルウェルフェア)とは何か―日本の現況と課題―、12月3日 企画講座②ペットや伴侶動物と共に生きる―ペットも飼い主も幸せになるには―、2月19日 企画講座③家畜(産業動物)の健康―世界の現状と日本の対応―、3月5日 企画講座④多くの命を救うためにできること―シェルター・メディスン 動物福祉と公衆衛生を考える―。講演は各講演者が厳選した内容で展開され、本学からは植木美希教授、田中亜紀特任教授、公益社団法人 日本動物福祉協会より町屋奈氏が参加しました。地域に開かれた講座として提供できたことで、受講者からも多くの反響がありました。
2023/03/03 学長と女性教員の意見交換会の開催

2022年度から新事業『ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(女性リーダー育成型)』として、未来を担う女性リーダーの育成を目指し、女性研究者のキャリア形成支援がスタートしました。10月に就任された鈴木新学長と、女性教員と気楽な座談会形式で意見交換会が行われ、女性教員12名が参加しました。現在、研究と家庭の両立・教育業務・学内の運営等で抱える状況、ダイバーシティ推進事業に期待すること、女性研究者のさらなる活躍を実現するために必要な支援や取り組みについて、幅広く、女性研究者の声に耳を傾ける貴重な意見交換会となりました。併せて、1冊の冊子にまとめ、この生の声をより多くの方々に届ける取り組みも実施しました。
2021/12/17 リーダーシップ&マネジメント力養成セミナー
「ダイバーシティのさらなる推進と目標達成のために」

東京農工大学(以下、農工大)より天竺桂 弘子(たぶのき ひろこ)女性未来育成機構長をお迎えして、二部構成でのセミナーを実施しました。第一部では、天竺桂先生より「女性研究者の採用再加速とライフイベント支援について」の御講演を頂きました。農工大における女性研究者のためのライフイベント支援制度、また女性研究者の増員を目指した独自の採用制度が紹介されました。ポジティブアクション「1プラス1」は、常勤の女性教員を採用した際に、プラス1名分の特任助教の人件費が支給される非常に画期的な採用制度です。女性教員比率はおよそ10年前より劇的に上昇し、2021年度では農学系15.0%、工学系11.0%と全国でもトップレベルの状態となっています。第二部では、天竺桂先生、植木ダイバーシティ推進委員会委員長、本学教員4名で座談会「ダイバーシティ研究環境実現のために」を実施しました。本学の支援制度や育児休暇の利用経験がある男女教員から利用状況が報告され、今後のビジョンが話し合われました。また農工大で取り組む女子学生の育成とメンター制度について、本学での実現の可能性が検討されました。本セミナーの内容は、冊子にまとめられて関係機関に配布されています。
2021/10/28 新型研究支援員制度の支援員配置について①

昨年度から引き続き、新型研究支援員制度として、ライフイベントのある研究者に研究支援員を配置して研究者のキャリアを支援する制度を実施しています。利用者の感想を紹介いたします。
獣医学部 獣医学科 放射線学研究室
藤原亜紀 准教授
昨年度途中に育児休暇から復職し、今年度初めて支援員制度を利用しました。私は臨床系学部教員のため、週2回の診療、報告書作成や入院患者の管理等で週半分は診療関連業務に費やし、残りの時間で学生、大学院生の指導、授業の準備を行っています。オンライン形式授業となったため、今年度はほぼ一からの準備でした。出産前も夜まで残業し、こなしている業務ですが、復職後は子供の送迎等の帰宅の制約ができ、研究に費やす時間は、さらに無くなっていきました。支援員制度を利用して自分の研究をお手伝い頂きました。臨床研究という特殊な分野のため、臨床も研究もできる獣医師の配置の調整は困難でしたが運良く希望が叶い、支援を利用しています。今後は長い期間で利用でき、支援員の業績にもなって博士課程卒業後の正規教員や研究職に就くまでの間を繋ぐような、win-winの形に発展し、さらに利用しやすくなることを期待しています。
2021/10/28 新型研究支援員制度の支援員配置について②

獣医学部 獣医学科 獣医微生物学研究室
木邊量子 講師
研究支援員制度を利用して、現在ポストドクターの方に支援員としてお手伝いいただいております。
子供のお迎え時間があり、物理的に足りない時間を補っていただくだけでなく、自らでは気づかない視点で研究について話し合う相手がいることで精神的にも助けていただき、心に余裕が少しできました。良い支援員にめぐり合わせてくれたダイバーシティに感謝してもしきれません。
2021/10/28 新型研究支援員制度の支援員配置について③

応用生命科学部 動物科学科 動物生理制御学教室
渡辺雄貴 助教
今回、研究支援員制度を利用させていただきました。
研究支援員さんには、実験補助、資料作成等の研究補助業務、または様々な事務補助業務を担当していただきました。
支援員さんに来ていただいたおかげで、直接的に私が助けられただけでなく、間接的にパートナー(共働き)の負担も減らすことができたように思います。
今後ますますこうした取り組みが広がっていくと大変嬉しく思います。
2021/8/4 2021年度 英語プレゼンテーション講座の開催

2021年度も英語プレゼンテーションを含めた研究力の向上を目指し、英語講座を8月より開講しました。昨年度に引き続いて株式会社アルクに委託し、ネイティブ講師による個別英会話レッスンをオンラインにて実施しています。受講者の希望に沿って、国際学会におけるオンライン発表の実践練習をしたり、英語論文やメール作成のノウハウを継続的に学んだりと、様々な活用がなされています。世界に向けて本学の研究を発信するために、これからも本講座の意義が大いに期待されます。
2021/7/20 ダイバーシティ事業 意見交換会

本意見交換会の前半では、2021年度の英語プレゼンテーション講座を開講するにあたり、委託する株式会社アルクより本講座の活用についてスライドを用いて説明いただき、質疑応答がなされました。後半では、本事業の2020年度における研究支援員配置制度の利用及び共同研究に参加した教員4名から報告がなされました。支援員に関しては、限られた時間の中でサポートが得られ有意義であったこと、共同研究に関しては、新たな視点が得られてステップアップにつながるなどの意見が出されました。2021年度以降の事業推進に、大変重要な示唆となる会となりました。
2021/03/31 2019年度~2020年度共同研究発表会

本事業では、女性教員を代表とした共同研究の推進を目的に、連携機関における研究プロジェクトを公募し、研究費の補助を行っています。年度の終了において成果を報告するために、研究発表会がオンラインにて実施されました。本学の研究プロジェクトでは、小竹 佐知子教授による「咀嚼の有無が分子レベルの味覚・嗅覚認知に与える影響」、小野沢 栄里助教による「ネコ難治性膵外分泌腺がん細胞株の樹立と性状解析および治療戦略探索」が発表され、日獣大、日医大教員が参加の活発な討論がなされました。
2021/02/08 英語プレゼンテーション講座開催中

国際学会での英語プレゼンテーション、質疑応答に対応できる研究力の向上を目的に、オンライン英語講座を2月8日より開催しました。株式会社アルクに委託し、ネイティブ講師による個別英会話レッスンを4週間にわたり連日実施します。受講者からは、英語表現や会話の進め方に関する新たな気づきの機会となり、好評を得ています。2月中旬からは、英語プレゼンテーションの構成や技術を学ぶためのオンデマンド・レクチャーを配信する予定です。
2020/09/26 ダイバーシティ推進 兼 SD研修会・リーダーシップ&マネジメント養成講座

男女共同参画に基づいた女性の活躍推進を目的に、オンラインでの研修会を実施しました。弁護士 渥美雅子先生からは「ダイバーシティ時代を共に生きる」のタイトルで、男女のあり方の再検討および法的な観点を、三菱地所株式会社 森下朝日太郎先生からは「三菱地所ダイバーシティ&インクルージョンの取り組みについて」のタイトルで、企業の具体的な実践事例についてそれぞれ講演を頂きました。
2020/08/29 キックオフシンポジウム

「ダイバーシティ研究環境実現に向けたキックオフシンポジウム ~はじまります、私たちのダイバーシティ~」のタイトルで、上記シンポジウムが日本医科大学 橘桜会館にて実施されました。パネルディスカッションでは、本学から清水 一政学長と木邊 量子講師が参加され、ダイバーシティ研究環境実現のための支援や仕組みについて、実際に支援を受けた女性研究者の経験を基に率直な意見が交わされました。
2020/03/31 教員インタビュー集2019

本学の男女教員を対象にインタビューを実施し、【「ダイバーシティ研究環境実現」へ一歩ずつ】のタイトルで冊子にまとめました。25名(女性14名、男性11名)の教員が、研究と教育、そして個人としての生活のバランスを取るため日々奮闘している様子が率直に語られています。教員のワーク・ライフ・バランスの実践は、学生にとってのロールモデルにもなり、未来のダイバーシティ推進の重要な芽となることでしょう。
2020/03/28 ダイバーシティ環境推進の動画

日本医科大学と合同でダイバーシティ環境推進の取り組みについて動画を作成しました。 本事業における支援を受けて活躍する女性研究者のインタビューや取り組み内容を紹介しています。本学からは田中亜紀講師が参加しました。
2019/12/17 第二回ダイバーシティ交流会

同年8月2日実施の第一回に引き続き、清水 一政学長と本学の専任女性教員、付属動物医療センターの女性教職員が集まり、7名の参加で第二回交流会がランチミーティング形式で実施されました。前回の内容を踏まえた情報・意見交換に加え、ダイバーシティ推進のための来年度の事業計画についても話し合われました。
2019/09/19 ダイバーシティ推進に伴う学生向け講演会

「私の仕事・家事・育児の“ワーク・ライフ・バランス”」のタイトルで、学生向けのキャリア教育講演会が実施されました。木邊 量子助教と松田 寛子講師による講演では、日頃の実生活での工夫や大変なことについて率直にお話を頂きました。“ランチを食べながら”のコンセプトで昼休みの時間に軽食を配布して開催し、学生は普段の講義・実習とはまた違った先生の一面を知る機会となりました。
2019/08/02 第一回ダイバーシティ交流会

本学の専任女性教員、付属動物医療センターの女性教職員、保健センターの女性職員を対象に、ランチミーティング形式で上記交流会が実施されました。13名の教職員が参加し、本学のダイバーシティ研究環境の構築、ワーク・ライフ・バランスならびに研究と教育力の向上を目的に、情報・意見交換が活発に行われました。