フードアナリスト4級の対策講座と検定試験を実施しました。本学では、初の開催となりましたが、38名の合格者となりました。
フードアナリストとは、食の情報と情報発信の専門家資格です。飲食店情報、食材、食品、飲料等、食を取り巻くあらゆる情報を「読み解いて」「発信する」食の情報のプロフェッショナルであり、食の情報をresearch(調査)、analyse(分析)することで食の情報に精通します。その食の情報を客観的に合理的に説得力のある発信をするのがフードアナリストです。(引用先:フードアナリストとは – (一社)日本フードアナリスト協会 (foodanalyst.jp))
教科書
認定証とバッジ
4級では、フードアナリストへの入り口として、食情報の分析や発信、食文化、ホスピタリティーなどの基礎を学びました。8月に実施した対策講座では、多様なバックグラウンドを持つ先生方にご担当いただきました。実体験を交えて、食の重要性や情報発信を分かりやすく解説していただき、参加した学生からは、食への理解が進んだ、食を改めて考える良い機会になったという声が出ました。400社を超える食品関連企業にフードアナリスト資格が導入されており、食の情報を客観的に説明できる人材が今後も必要にされると感じています。学生からの希望が多いことから、上位級の3級開催も現在検討しています。
食品科学科では、実習や専門科目の充実を進めてきました。そのひとつとして、今年度後期からは、早期ゼミ制度をスタートさせました。企画開発職・研究職などに就きたい学生に向けて実践力をつけてもらうべく、希望する1年次の学生は選考の上、各研究室に所属して研究活動に参加できます。食に関する現代の課題に即したテーマに取り組むことで、問題発見・設定・解決力、コミュニケーション力やプレゼンテーション力の習得を目指しています。