menu menu

食品大好きプロジェクト

食品科学科MENU
日本獣医生命科学大学 日本獣医生命科学大学

 「食べる」「つくる」「研究」が大好きな人たちの「食」への関心をさらに育て、社会に役立てることを目的とした社会実装型教育・研究プログラムです。
 このプロジェクトでは、食品衛生監視員など分析や検査業務を目指す学生向けの「安全衛生分野」、商品開発や研究職を目指す学生向けの「研究開発分野」、食品製造やマーケティング分野などで活躍することを目指す学生向けの「産業創出分野」、以上3科目群に分類し、その分野における高度な専門職人材を育成するためのカリキュラムを構築していくことを目指しています。
 ■食品大好きプロジェクトリーフレット(PDF)

特色あるカリキュラム

■専門性と創造性を高める授業科目

食品科学科には、専門性と創造性を高める授業科目が多くあります。
※クリックすると内容が表示されます。

安全衛生
食品衛生学実験

微生物の取り扱いや測定法の基礎技術を修得する

食品安全学実験

食中毒を引き起こす危害成分を対象に、成分の抽出法や分析法を学び、修得する

研究開発
食品機能化学実験

目に見えない物質を可視化して評価する

農産食品学実験

植物性食品の成分分析法や、特性を理解する

産業創出
畜産食品製造学実習

伝統的な手法でチーズやベーコンを製造し、加工方法を修得する

食品工学実験

食べ物の構造が食感にどう関わるかを学ぶ


■早期ゼミ制度

1年次から研究室に所属し、研究活動に参加できる制度です(※2021年度からスタート)。
≪早期ゼミ制度 履修イメージ≫
1年次9月 第1期研究室配属
 早期ゼミ制度希望者は第1期の研究室配属があります。
1年次2月 研究発表会
 約半年行ってきた研究成果を発表します。
2年次4月 第2期研究室配属
 2期目がスタート!
 1期目と同じ研究室で専門性を深めても良し、別の研究室で新たな研究に挑戦するも良し。
2年次8月 研究発表会
 2期目の研究成果を発表します。
2年次9月 第3期
 3期目がスタート!
2年次2月 研究発表会
 これまでの研究成果を発表します。早期ゼミの集大成です。
2年次2月 研究室配属
 いよいよ配属の研究室が決定します。3・4年次はこの配属先で研究室活動を行います。

食品科学科には11の研究室があり、そのうち9の研究室で1~2名程度の早期ゼミ生を受け入れ予定です。
本学における早期ゼミ制度の特徴は、以下の2つです。
1つ目として、半期ごとのゼミでの研究活動が授業単位になること。
2つ目として、希望すれば半期ごとに別の研究室に移り、別の食品の専門分野を学ぶ機会が得られること。もちろん4年間同じ研究室で研究を行い、専門性を深めていくことも出来ます。これは実質、大学院卒業生と同じくらいの研究期間を経験できたことになります。
このプロジェクトを経験した学生は高い専門性とその専門知識の多様性から、社会に出た際に関連分野の即戦力として重宝されていくことでしょう。

≪研究課題の例≫

各研究室で早期ゼミ生向けに考えている研究テーマの例を以下に示します。こちらに提示している以外にもユニークな研究テーマを各研究室で考えています。詳しくは以下のリンクにある各研究室HPをご覧ください。
・食品科学科オリジナル畜産食品の開発とその品質(乳肉利用学教室
・食品科学科オリジナル菓子作りの試作とその品質分析(農産食品学教室食品工学教室
・食用キノコを用いた熟成チーズなどの新たな発酵食品の開発(食品安全学教室乳肉利用学教室
・機能性成分合成に適した有用酵素のスクリーニング(農産食品学教室食品安全学教室
・生体内で機能性が高まる、農産物の調理方法の確立を目指した研究(農産食品学教室
・有用微生物の分離と食品への応用(食品衛生学教室
・食品成分による腸内細菌への影響(食品衛生学教室
・食品に関する諸問題について社会科学的な視点からアプローチ(食品経済学教室

>各研究室についてはこちら
(早期ゼミ生が扱う最新の研究テーマについては、各研究室ページをご確認ください)  

食品衛生学実験

【実験の概要、説明】
 本実験では、無菌操作による微生物の取り扱いや微生物測定法の基礎技術を修得すると共に、食品における微生物数の管理の重要性について理解してもらうことを目的にしています。
【この実験の面白さ】
 実験班ごとに分かれ、手や皮膚、ドアノブ、スマートフォン、スポンジなど、興味のある場所から微生物を採取し、培養します。意外なところから微生物がたくさん検出されることがあります。さらに、生で食べる食品にはどれだけ微生物が付いているのか、飲みかけのペットボトルで微生物がどのくらい増殖するのかなど、知らない方が良かった?ことも調べています。楽しみながらの実験ですが、習得した技術や知識は、社会に出たときに即役立ちます。

×閉じる

食品安全学実験

【実験の概要、説明】
 ヒスタミンはアレルギー様食中毒の原因物質であり、適切な処理がされていない魚肉などを中心に毎年食中毒の事例が出ています。一方、自然毒であるシアン化合物は青梅の種子、生あん、タピオカの原料であるキャッサバなどに含まれており、こちらも毎年海外から輸入した食品原料中から規定量以上のシアン化合物が検出されることがあり、問題となっています。本実験ではこれら危害成分を対象に、試料からの抽出法およびその分析法について学習します。
【この実験の面白さ】
 この実験に参加するのは研究室に所属した3年生になります。そこで卒業研究に関連した実験を計画する上で必要な、試薬の調製法やフローチャートの作成など基本的なプロセスから実験期間中に経験し習得してもらう事に重点をおいた構成にしています。

×閉じる

食品機能化学実験

【実験の概要、説明】
食品機能化学実験では、「牛乳のアレルゲン物質の検出」と「食品の抗酸化作用」の2つの実験を行っています。
「牛乳のアレルゲン物質の検出」では、牛乳を「乳清とその他の成分」に簡易精製し、抗体を使って、乳清からアレルゲンとなるタンパク質だけを可視化します。また、 「食品の抗酸化作用」では、身近な食品を複数用いて、各々の抗酸化力の違いを色調の変化で比較します。
【この実験の面白さ】
いずれの実験も普段は目に見えない物質を可視化して評価しており、視覚的にも楽しめる内容です。

×閉じる

農産食品学実験

【実験の概要、説明】
当学科が伝統的に得意とする畜産食品から離れ、植物性食品ならではの成分の分析や、その特性の理解と応用について、実験を通して考えます。 取り扱う内容は3項目あり、1)酵素工学基礎実験、2)野菜や市販の茶飲料に含まれるビタミンC量の測定や、3)大豆、小麦粉のタンパク質に関する実験をおこないます。1)は穀類やイモ類などのデンプンを原料に各種酵素を活用して糖質の甘味料製造がおこなわれることを学ぶとともに、食品工業的な酵素利用に必要な酵素反応解析の手法を習得します。2)では不安定なビタミンCを植物性食材から抽出し分析するまでの一連の操作を習得します。3)ではタンパク質が凝固する性質や食品に粘弾性を与える特性を調べたり、電気泳動という手法を用いタンパク質分子を大きさの違いで分離し、比較します。
【この実験の面白さ】
各種成分を比色法で測定するので、試料の色の変化がはっきりしており、化学が苦手でも実験を楽しめます。また、座学で学ぶ以上に豆乳や小麦粉などの身近な食品に含まれるタンパク質の特性を理解することができます。

×閉じる

畜産食品製造学実習

【実習の概要、説明】
 講義で学習した製造方法を実際に体験します。乳製品と肉製品の両方をしっかり実習で学べる大学は関東では本学だけです。
【この実習の面白さ】
 枝肉(骨付き肉)の解体やチーズの製造などなかなか経験できない体験ができます。実際に食品系の就職を目指す学生にとっては実践的な製造を体験することが出来ます。また、最低限の添加物で仕上げたベーコンや学生自身が設計・製造したオリジナルアイスクリームは一生の思い出になる美味しさです。

×閉じる

食品工学実験

【実習の概要、説明】
拡散実験と官能評価の2つで構成しています。
拡散実験では、ダイコンやジャガイモなどを調味液に浸けたときの食品素材や調味液ごとの浸透の違いをエクセルを使って解析します。官能評価では、人が食べたときの「おいしい」だけではない評価のまとめ方を学びます。
【この実習の面白さ】
食品の組成や構造が食品加工や食感にどのように関わっているかを理解できるようになります。

×閉じる