食品基礎科学教室は、本学科で学ぶ専門科目の基礎となる科目(物理学・化学)に関する知識や技術の修得を目的としています。研究室は物理学部門と化学部門に分かれ、物理学部門では様々な自然現象の因果関係を正しく理解すると共に、理論的な思考や推論が養えます。また化学部門では主に食品のおいしさに関わる様々な化学物質について、またその成分の生成メカニズムや、その分析方法の基礎を修得できます。
STEM(ステム)とは、”Science, Technology, Engineering and Mathematics”、科学・技術・工学・数学を総称する言葉である。科学は、自然現象の法則を見つけること。数学は、法則を体系化すること。工学は、数学や科学を基礎とし、有用な物や環境などを設計すること。技術は、自然界にない有用な物を作ること。科学の基礎を学ぶ。
物理学は自然現象を理論と実験の両面から研究し、現象の本質を見通すとともに普遍的な法則を探ろうとする学問です。本研究室では、食品や生物を対象として、物理学、物理化学、数理科学的な手法を用いて研究を行っています。
研究テーマ