去る2月20日、食品経済学教室の卒論発表会が開催されました。今年度の報告者は3名ということもあり、比較的時間的な余裕があるなかで報告と質疑が行われました。専攻生の卒論のテーマは、「若者への和食の普及手法」や「フェアトレードに関する貿易理論」、さらには「食品ロスの現状と削減対策」など、各専攻生の問題意識を踏まえたものでした。
食品経済学教室の場合は教室としての研究課題のなかから卒業論文のテーマを選ぶのではなく、専攻生が各自で探し出すところから始まるのですが、今回卒業論文を書き上げた3名の専攻生はテーマを決めるまでにやや出遅れた感がありました。また、就職活動の関係もあって卒業研究を本格的に手がける時期も遅かったのですが、最後のスパートで無事に書き上げてくれました。指導教員として進行管理にもう少し気を配らなければならないというのは反省点ですが、無事に送り出せることに安堵した次第です。