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食品科学科1年生 「食べ物の科学 入門」レポートの書き方と図書館ガイダンスをおこないました

准教授 奈良井 朝子

 大学に入学後1ヶ月以上が経過し、講義にも慣れてきた1年生・・・でも、よく解らないまま何となく我流でレポートの課題に取り組んでいる、そんなパターンに陥りやすいこの時期、食品科学科の「食べ物の科学 入門」では毎年レポートの書き方を説明する講義をおこなっています。
 「レポートとは」を指南する書籍やネット情報は沢山ありますが、当学科ではレポートを評価する教員から具体的にレポートの構成や書く時の注意事項を説明し、その後、実際に学生が作成したレポートを2度にわたって添削します。これによって、個々の学生が完成度の高いレポート作成に向けて注意すべきポイントに気づくことを目指しています。
 例えば、レポートで引用する情報の信頼性や重要性、紙媒体とインターネット情報の取扱い方を説明すると、過去をふり返って「今までコピペだけでレポートを作ってきた」と愕然とする学生がちらほらいました。一気に上達するのは難しいでしょうから、何度も書いてコツを見つけてほしいと思います。

 また、大学図書館には専門書、学術雑誌・図書が多く所蔵されており、学生が利用しやすい参考資料の宝庫です(新聞も資格勉強用のテキストもあります!)。電子Bookも充実しています。そこで、図書館の活用法を知ってもらうべく、図書館ガイダンスも実施しました(ご協力下さった図書館員の皆様に心より感謝いたします)。当ガイダンスでは、所蔵検索の方法や図書の分類番号について学びます。さらに、館内の見取り図を見ながら特定の書架から気になる図書を探し、その書誌情報をワークシートに記入する作業をおこないます。終了後のアンケート回答には、「図書館に初めて入ったが、思ったより広かった」「想像以上に沢山の蔵書があって驚いた」「電子ブックに気になる本があった」など、前向きなコメントが見られました。

 今回の経験が今後の学生生活に活かされることを期待しています!

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