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「この一冊」 - 図書の紹介- 201109号 | 「ミツバチの世界 個を超えた驚きの行動を解く」
分類番号は486.7。
ミツバチの図鑑ではない。「超個体」「集団的知能」というスーパークールにSFチックな概念を解き明かすというテーマのために、劇的に美しい写真が多用されているのだ。そして呆然とするのは、まだまだわからないことばかりだということだ。
ミツバチの世界 個を超えた驚きの行動を解く
Jürgen Tautz 著 ・ 丸野内 棣 訳 (丸善株式会社 2010年)
2011/05/18更新201109号
「本読みのダイゴミはな、やっぱりブックサーフィンに尽きるわ。テーマを追うのもええし、著者で追うのもええ。気になった本を次々手に取るんよ」
「あー、『標準内科学』、次は『標準生理学』って、標準つながりで借りてくみたいな」
「それ、ただテキスト探しとうだけやん! 違うわ。見てみい、今度のこの一冊。去年、
『ハチはなぜ大量死したのか』
がご好評やったやろ。またミツバチ持ってきよったで」
「こんときは何人か借りてくれたって言うからなぁ。嬉しかったんじゃないの」
「このコーナー書いてはる人、誤解しとんのやわ。あれはただ、本が良かっただけや」
「ま、それならこの本だってイケるかもしれない」
「キレイな写真やなぁ!ミツバチって、フカフカしとってごっつカワイイわ。花とかもめっちゃ鮮やかやし。ミツバチが見てる世界の再現とかもすごいで」
「映像だとさぁ、もうデカいスクリーンにハイビジョンじゃないとそうそうビックリしないけど、本ってすごいよな。マジ、この写真はハンパじゃない」
「あの巣板の、六角形がずーーーっとキレイに続いてるのって感動したわ。なんでこんなもん作れるんやろ。あたし、フリーハンドで描く自信さえあらへんよ」
「ムシ以下かよ」
「あんた出来るんか! ミツバチ化してみい!」
「いや、ミツバチのオスにはなりたくない。悲しいもん」
「女王バチはおっても王様バチはおらへんもんな」
「でも“超個体”っていう概念はクールだよな。ミツバチの能力そのものもすごいけど、それが集団でひとつの知能になるっていうのはカッコよすぎる。SFかよ、って」
「ちょっと怖かない? 集団(コロニー)がすべてに優先されるんやで。ずらっと向きが揃った蛹とか、サーっと捨てられる死骸とか、なんやあたし、いろいろ考えさせられてん」
「でもそれが武器なんだよ。ダンスで意志がつながってく方法とかも、これはツィッターだよな、とかオレは思った。公式声明とかじゃなくて、つぶやきなんだけど、フォロワーがいて、相対的にでも情報が伝達されるって言う…」
「ホンマにわかってて言っとるん?」
「いや、実はまだちょっと混乱してる。なんか、ミラクルの乱れ撃ちでさ。例えば女王バチのお付きのハチとか、巣の建築バチとか、役割分担があるのは知ってたけど、どうやって役がつくんだ、とかまでオレは考えてなかったわけ。そしたら蛹のときの成育温度によって決まるらしくて、その温度調節の方法まであるんだよ。なんでそんな風になってる、いや、なれるんだ? この本は全部、写真もあるだろ。生々しくリアルなんだよな。わかりやすいだけに、圧倒された」
「ちっちゃい頃にこんなの知って、ショック受けて、研究する道に入ってもた人とか、いてはるんやろなぁ」
「
『虫たちがいて、ぼくがいた』
の世界だよな。ミツバチが最初にミイラをつくったってとこ、読んだ?」
「読んだ読んだ。自然ってホンマによう出来とるなぁ。ロイヤルゼリーやプロポリスやって、人間にはつくれへんやろ。そや! 収穫が少ないときとかに、他の巣に襲撃かけて、蜜とか横取りしに行くとこもビックリや。ミツバチもけっこう、やるときはやりよるで」
「ポイントはそこかよ…」
図書館 司書 関口裕子