今月の学生実習教員からのレポート

雄と雌の繁殖生理から妊娠診断・分娩までを学びました。

本実習は、講義で学んだ「獣医臨床繁殖学」の知識を、実際の動物や生体材料を用いて一人一人が直接体験する実習です。野外の臨床現場で求められる基本的手技の理解と修得を目的としています。「獣医臨床繁殖学実習Ⅰ」では、特に雄および雌動物の繁殖生理、ならびに妊娠診断や分娩に関する一連のプロセスを学習します。

実験を通じて可視化・考察することで、生理学的メカニズムをより深く理解する。

動物の個体・組織・細胞を対象として、自らの手で定性的・定量的に測定・観察することにより、個体の恒常性が維持されるしくみについて理解を深めます。

犬の臨床観察、保定、投薬法、注射法、採血手技などを学び実践しました。

本実習は4年次前期に開講される必修の臨床実習です。動画や音声の視聴を含む実践的な実習講義、採血練習用モデルでの臨床的手技の確認、そして少人数班編成の上で実習講師の実技解説、さらに学生の皆さん自身が実際の犬に対して臨床観察、保定、投薬法、注射法、採血手技、採尿手技を実践しながら臨床スキルを学び理解を深めました。

マウス・ラットといった小型動物の取り扱い方法などについて実習を行いました。

実験動物の中でも特に獣医学・医学的に利用が高いマウスとラットを実際に取り扱うことで、実験動物の取り扱いのための基礎知識と技術の修得を目的に実習を行いました。また、実験動物の質の保証を目的に各機関で行われている、微生物モニタリングと遺伝子モニタリングの基礎についての実習も行いました。

北海道で、獣医師が活躍しているさまざまな職域について学びました。

東京ではなかなか体験できない獣医師の仕事を、4泊5日のスケジュールで見学しました。 自然豊かな北海道に生息する野生動物(特に猛禽類などの希少種)の保全活動、大規模酪農産業を支える産業動物獣医療、家畜衛生や食肉衛生を担う行政業務、動物の保護と譲渡に関する行政業務、競走馬の健康管理を行う最先端の馬獣医療、そしてさけます水産業を支える研究業務について学ぶことができました。

富士アニマルファームで大動物に関わることについて学びました。

本学が山梨県に有する富士アニマルファームにおいて、2泊3日の大動物実習を実施しました。麻布大学の学生も参加し、牛・馬・山羊などを対象とした多岐にわたる実習を行いました。学生の多くにとって初めての大動物との接触となり、繁殖学実習(直腸検査・発情観察)、馬のハンドリングや騎乗、牛の解剖学的観察、死亡動物を用いた病理解剖、山羊の第一胃内容液検査、さらには乳房炎の検査実習など、多彩なプログラムを短期間に凝縮して体験しました。

富士アニマルファームで実施しました。

本実習は必修科目です。学年を2班に分け、各1泊2日、富士アニマルファームで宿泊を伴う集中実習を行います。牛、馬、豚に実際に触れながら性質や保定方法などのハンドリング、搾乳方法を学習します。また、牧場施設の役割や動物の飼養方法、衛生管理方法についても学習します。本実習は獣医内科学研究室、産業動物臨床学研究室とも協力して行う複合的な実習となっています。

魚病検査法について学びました。

本実習は選択科目です。2週間の集中講義で、魚類の解剖学的特徴から始まり、病気の基本的な診断技術に至る内容を学習します。 魚病被害の多くは感染症であることから、微生物の検査手技も取り入れ、なかなか体験できない真菌類や卵菌類の培養や顕微鏡観察も行いました。