動物科学科長からのメッセージ Message

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日本獣医生命科学大学 日本獣医生命科学大学

動物科学科長
太田 能之

 本学は日本「獣医生命科学」大学という名ですが基本はヒトを含めた動物に資する研究・教育を行う大学です。その中でも動物科学科は応用生命科学部に存在するように非常に広い領域について対象としております。その特徴は人工授精師や実験動物技術士などの資格講習をオプション設定とし、1年次と2年次は基本教育として社会科学を含め生命科学に関連する分野をマクロレベルから分子・ミクロレベルまで学び、3年次より始まる専門実験実習と研究室での卒論によってより専門的な領域の、教科書より先の部分について取り組む、4年間を通した教育が行われます。そして、満を持してそれまで身に着けた知識と技術を存分にふるうことによって、前述の自分に委ねられる領域を認識しながら挑戦する姿勢と心持を獲得して知識・技術だけでない「動物のエキスパート」として社会で活躍していただくことになります。
 卒業生の進路は多彩です。産業動物の品種改良、牧場、動物園、飼料・食品メーカーでの営業・商品開発、卸・小売業、胚培養士、製薬会社の治験、様々な検査、公務員など、多彩な業種で活躍しています。動物科学のさらに上のスペシャリストを目指して大学院に進学する卒業生もいます。今後も、向学心や好奇心あふれる学生が、さらに広範な分野で躍動してくれることを願っています。