教育方針

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 教育方針 「実習重視のカリキュラムで、社会の動物関連分野において活躍できる人材を養成」

本学科では人間とともに暮らす動物について、遺伝子から動物個体さらには人間社会との関わりまでを科学的に理解し、専門的知識と技術を身につけ、社会の動物関連分野において活躍できる人材を養成することを教育方針としています。そのため、通常の講義による授業に加え、学外動物実習等の実習を重視したカリキュラムを編成しています。また、3年次からは各研究室に所属し、4年次から本格的に卒業論文のための研究に取り組みます。

 教育・研究体制の概略図(動物科学科)


 各年次における学外動物実習

1.動物科学学外実習
1~3年次までの春休みや夏休み期間に各自で随時、牧場、動物園、水族館等で動物の飼育実習を行う。
2.人間動物関係論実習
2年次の前期に日本の展示動物、野生生物、畜産動物、補助犬について実習を行う。
3.農場実習
2年次の夏休みに付属富士アニマルファームで、搾乳、羊の毛刈り、乗馬、動物の世話等の実習を3泊4日で行う。
4.動物飼育管理実習(必修)
2年次2月以降の長期休業期間に2週間、国内外の牧場、畜産関係試験研究機関、水族館、動物園等で動物の飼育実習を行う。

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特色ある教育 カリキュラム

 3つの学び

動物科学科とは?「動物を総合的に科学し、総体的に知る」学科です。
動物科学科の「3つの学び」。それは動物科学科に入学すると何を学ぶか、動物科学科独自の3つの領域をわかりやすくまとめたものです。

畜産資源科学

「食料資源としての産業動物の生産と機能特性を学ぶ」
肉牛、乳牛、産卵鶏、ブロイラー鶏といった産業動物の機能特性を栄養学、生化学、遺伝学の観点から学びます。また、肥満や糖尿病などが問題となってきている伴侶動物の栄養学も学びます。
(動物栄養学教室、動物生産化学教室、動物遺伝育種学教室)

応用動物科学

「遺伝子工学・細胞工学の手法により遺伝子と細胞の機能から動物を学ぶ」
遺伝子工学や細胞工学などのバイオテクノロジーの修得と、これらの技術により明らかになってきた動物の遺伝子や細胞の働きを分子生物学、遺伝子工学、細胞工学の観点から学びます。
(動物生殖学教室、動物生理制御学教室、実験動物学教室、動物生体防御学教室)

動物社会科学

「人間社会への動物の関わりを経済学、経営学の視点から学ぶ」
産業動物や伴侶動物などを扱う動物産業分野における生産-販売-消費システムの経営学・経済学や、有機農業などの農業のあり方や人間と野生動物との共生についても学びます。
(食料自然共生経済学教室、システム経営学教室)