『本の雑誌』9月号の特集「海外ノンフィクションが面白い!」、読みましたか! 筆者はすぐさま、当館の海外ノンフィクションを漁り、無謀にも「海外ノンフィクション全集全50巻ニチジュウ版」まで創ってしまった。これはそのうちの一冊。
「クリーンミート」と聞いて、恥ずかしながら筆者は「おトーフやコンニャクでできたやつ…?」と思ってしまったのだが、それは「代替肉」。そうではなく、細胞培養でできた「培養肉」のことである。ちっぽけな筋細胞から、食べる部分だけを生成するのだ。
遺伝子組み換えでも拒否感あるのに、細胞を培養してできた食べものだと!…と引いてしまってもムリはないと思う。
以下、ココロをよぎったもろもろの懸念をあえて言語化すると、こんな感じであった。