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『3年次 畜産製造学実習レポート』

3年次 畜産製造学実習レポート

実習内容の一部を紹介します。
三浦 孝之 助教
乳肉利用学教室

本実習は食品科学科3年生の後期に開講しており、製造実習室で本格的に畜産食品を製造する実習です。今回はその実習内容の一部を紹介します。
 本実習では美味しい畜産食品を楽しく製造するだけではありません。製造室では鋭利な刃物やガスバーナーなどの火器を使用するため規律ある行動と集中力が求められます。長時間の立ち作業によって疲れてしまう学生も少なくありませんが、食品の製造に必要な労力を実体験することで食品に対する意識が高まります。
 また、実習項目の中でもアイスクリームと缶詰の製造はそれぞれの基本技術を習得した上で、各班オリジナルの製品を創作しています。
 まず市場を仮想して商品テーマを掲げます、ネーミングは? コストは? 商品設計をするためチーム(各班)内で様々な議論を行い、グループで製品を作り上げるプロセスを体験します。
 写真に示したのは各班自慢の缶詰です。内容物の基本は「コーンミートハッシュ」と呼ばれる食肉製品です。自分たちで解体・成型した豚赤身肉と背脂から作ったラード、さらに生クリームから作ったバターとジャガイモを合わせて炒めたものに、各班オリジナルの味付けを施して、自分たちで缶のフタを締めます(巻締め工程)。
 ラベルには食品表示に関する法律に従って原材料を記さねばなりません。全部自分たちで作った製品だからこそ、自信をもって正確に表示出来るはずです。中が見えない缶詰ではラベルデザインが大事です。個性豊かなデザインが出来上がりました。皆さんはどの缶詰を食べてみたいでしょうか?

畜産製造学実習レポート1
班ごとに作成したオリジナル缶詰
畜産製造学実習レポート2
ゴーダーチーズ(約1K)
これから3か月の熟成を行います

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