システム経営分野
「あらゆる動物に関してその生産から販売・消費までの過程を一つのシステム」として捉えた多岐にわたる課題についてアプローチしています。
最近では家畜福祉に配慮した生乳生産システム開発、農場を教育の場として位置付けた後継者育成、および教員自らが狩猟に携わることによる野生動物対策等、私たちの生活に密着した動物に関する諸問題についてフィールドを中心とした社会科学的研究を深化させています。
食料自然共生経済分野
グローバル化が進行する現代社会における農畜産業のあるべき姿を農業経済学の視点で研究します。
安全・安心な食料生産から消費までをトータルに捉える「フードシステム論」、農業者と自然や野生動物との共生を探る「自然共生農業論」、人と動物との関係を考える「人間動物関係論」の3つの柱があります。
世界の新しい動向を常にキャッチしながら、丁寧なフィールドワークと文献調査の2本立てで未来社会の在り方を提案します。