獣医公衆衛生学研究室 Research and faculty introduction

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日本獣医生命科学大学 日本獣医生命科学大学

研究室紹介と研究内容

 人獣共通感染症の制御、食品の安全性、環境問題などに解決方法を提示するための学問が獣医公衆衛生学です。研究室では「B ウイルス」「リステリア菌」「重金属による環境汚染」をテーマに研究を推進。特に環境面ではイタイイタイ病の原因となった「カドミウム」について、60 種類以上の生物を調査。肝臓と腎臓中のカドミウム含量に一定の法則があることを導き出し、それが環境中のカドミウム汚染のモニタリングに役立つことを発見しました。

教員紹介

  • 氏 名落合 由嗣
  • 役 職教授
  • 学 位博士(獣医学)
  • 専門分野公衆衛生学(環境衛生学、食品衛生学、人獣共通感染症)
研究者情報
  • 氏 名吉川 悠子
  • 役 職准教授
  • 学 位博士(医学)
  • 専門分野公衆衛生学(環境衛生学、食品衛生学、人獣共通感染症)
研究者情報
  • 氏 名髙野 貴士
  • 役 職講師
  • 学 位博士(獣医学)
  • 専門分野公衆衛生学(環境衛生学、食品衛生学、人獣共通感染症)
研究者情報

学生からの一言

佐川 優子 (獣医学科6年次)

 私が所属する公衆衛生学研究室では、人獣共通感染症、食品衛生、環境衛生の3テーマについて研究しています。私は、感染症に興味があったので、本研究室に入室して細菌性人獣共通感染症であるリステリア属菌の病原性について解析を行っています。入室当時は専門知識などほとんどありませんでしたが、学年が上がるにつれて専門知識も増え、より研究への理解が深まった事を覚えています。
 日々の生活は、講義と実習に追われ、比較的自由度の高いこの研究室で、時間管理の重要性を学びました。そんな日々を過ごし、気づけば6年です。残りわずかな学生生活を有意義なものにしていけるよう、努力していきたいと思います。